突然消失するかもしれないブログ

”とつきえブログ”

BeagleBoard:(1)事始め

これまで名前くらいしか聞いたことがなかった「BeagleBoard」。

自分には縁の遠いものだとばかり思っていたのに、急遽、ごにょごにょしなければならなくなってしまいました。いったいどこから手をつけていいやら、ちんぷんかんぷんです。

ということで、まずは、BeagleBoardの概要と現状を把握するところから始めてみることにしました。

>追記:2010/02/03

BeagleBoardとタッチパネル – hdk_embeddedの日記

リンクして頂きました。ありがとうございます。自分もようやく注文したところで、3月中旬以降に品物が届くそうなので、楽しみにしています!ケース作りとかワクワクしています。

<追記:2010/02/03

(1)BeagleBoardの概要

・BeagleBoardとは、BeagleBoard.orgが開発・販売している小型のリファレンスボード。 約8cm四方という手のひらサイズ。

必要なオプションは別途購入する必要があります。ケースもオプションなので、別途購入するか(今のところ海外からしか買えない)、自作する必要があります。

・BeagleBoardにはリビジョンがあり、2010/01/29現在の最新版は、Rev.C4。

スペックは以下の通り。

・OMAP 3530(Cortex-A8 500-600MHz + C64x DSP + Graphics Accelerator)
・2Gb MDDR SDRAM x32 (256MB @ 166MHz)
・2Gb NAND x 16 (256MB)
・USB 2.0 OTG
・USB EHCI Host
・DVI-out x1
・SDスロット x1

・ボードにはユーザボタンがあり、起動順序を切り替えられる。
-ユーザボタンを押さなかった場合:NAND → USB → UART → SDカード
-ユーザボタンを押した場合:USB → UART → SDカード → NAND

これから想像するに、いちいちユーザボタンを押すのは面倒なので、NANDに書き込まれているu-bootから、SDカードに置いたカーネルイメージ、rootファイルシステムを読み込むような形で使うことになりそう。(未確認)

 

(2)OMAP3530の性能

OMAP3は、ARMベースのCPUコアと DSP(Digital Signal Processor)コア、2D/3Dグラフィックス・アクセラレータ・コアを統合した米Texas Instruments社製のチップです。

これまで自分が行ってきたベンチマーク結果から、ARM系CPUはマルチコアなものを除けば、整数演算に限ると、ARM9だろうがARM11だろうがクロック性能比はほとんど変わらないようです。要するにクロックに比例して処理能力が高くなると考えてよいようです。

Cortex A8、A9だとここら辺がどうなるのか気になるところ。

OMAP3530,600MHzは、玄箱Pro ARM9,400MHzと比較すると整数演算で約2.2倍、浮動小数点演算で約9倍のようです。(玄箱ProのCPUはFPU非対応)

Sheeva,1.2GHzは、玄箱Pro ARM9,400MHzと比較すると整数演算で約3.2倍、浮動小数点演算で約4倍のようです。

整数演算だけで見れば、OMAP3530 600MHzはSheeva 1.2GHzの70%程度の性能なんですね。600MHz/1.2GHz=50%よりは上なのでOMAPなりに頑張っているのかもしれません。

○nbench on 玄箱Pro ARM9, 400MHz
玄箱Proのベンチマークテスト結果 « 突然消失するかもしれないブログ
INTEGER INDEX       : 4.951
FLOATING-POINT INDEX: 0.160
Baseline (MSDOS*)   : Pentium* 90, 256 KB L2-cache, Watcom* compiler 10.0

○nbench on OMAP3530 Cortex A8, 600MHz
[beagleboard] Floating Point Performance – rtp…@comcast.net – com.googlegroups.beagleboard – MarkMail
INTEGER INDEX : 11.026
FLOATING-POINT INDEX: 1.450
Baseline (MSDOS*) : Pentium* 90, 256 KB L2-cache, Watcom* compiler 10.0

○nbench on Sheeva 1.2GHz
SheevaPlug Performance – ComputingPlugs
INTEGER INDEX       : 15.922
FLOATING-POINT INDEX: 0.646
Baseline (MSDOS*)   : Pentium* 90, 256 KB L2-cache, Watcom* compiler 10.0

 

(3)現状

ディープな技術情報については実物が手に入ってからおいおい調べるとして、まずは、BeagleBoardの初期導入に必要な情報源をピックアップ。

BeagleBoard.org – default 公式ページ。
BeagleBoard – eLinux.org eLinuxのBeagleBoardに関するページ。
初心者用ガイドがあります。
BeagleBoardBeginners – eLinux.org

日本語による情報は貴重なのではありがたいです。
BeagleBoard-JP – eLinux.org
日本Androidの会 ワーキンググループ/中国支部/第四回勉強会 – 日本Androidの会(日本アンドロイドの会)
はじめてのBeagleBoard
(注:PDF)
GeekleBoard BeagleBoardの購入方法、必要な周辺機器、セットアップ方法に関する情報が参考になります。
[BeagleBoard] – GeekleBoard
コメを噛め BeagleBoardのケース作りなど。
コメを噛め » BeagleBoard
OOPer’s page TOP OOPer’s BBS:BeagleBoard買い出し3&ケース作り
TATおじさんのモバイル日記 BeagleBoardの購入方法に関する情報が参考になります。
BeagleBoard備忘録: TATおじさんのモバイル日記

BeagleBoard その後: TATおじさんのモバイル日記
ubuntu on BeagleBoard: TATおじさんのモバイル日記
BeagleBoardで遊ぶ(遊ばれる) その3: TATおじさんのモバイル日記
BeagleBoardで遊ぶ(遊ばれる) その2: TATおじさんのモバイル日記
BeagleBoard で遊ぶ(遊ばれる) その1: TATおじさんのモバイル日記
Beagle Board が出荷されました: TATおじさんのモバイル日記
超小型Linux マシン: TATおじさんのモバイル日記
BeagleBoard – PukiWiki BeagleBoardの購入方法、必要な周辺機器、セットアップ方法に関する情報が参考になります。
BeagleBoard.jp blog 最新記事は、2009/02/12。
BeagleBoardの動向を把握するのに参考になります。
MAKE: Japan BeagleBoardの回路図と基板レイアウトに関する情報が紹介されています。
MAKE: Japan : TIのBeagleBoardとDLP Pico Projectorで、どこでもLinux
oklablog oklablog – beagleboardが安定動作してきたので、この辺でメモしとく
Cerevo tech blog BeagleBoardの購入方法、必要な周辺機器、セットアップ方法に関する情報が参考になります。
Cerevo tech blog – BeagleBoard
部活動録 部活動録: BeagleBoard
橋本商会/橋本詳解 橋本商会 » BeagleBoard上でmoxaを開発する
橋本商会 » Beagle Board rev.BにUbuntu9.04 ARM版をインストール

橋本商会 » BeagleBoard(Ubuntu9.04)とArduinoやmoxaを接続し、シリアル通信でやりとりする

[BeagleBoard] – 橋本詳解
がた老AVR研究所 BeagleBoardの動作報告。
BeagleBoardにUbuntu9.04をインストールする: がた老AVR研究所

Beagle Boardを動かしてみる: がた老AVR研究所
16.78MHz BeagleBoard用Linuxカーネル|16.78MHz
BeagleBuddy|16.78MHz
Project C3 Wiki – PukiWiki 「40V」が表示されて起動できなくなった場合の対処方法。
BeagleBoardを使用する – PukiWiki

 

(4)まとめ

・BeagleBoardはリファレンスボード。

OMAP3自体の評価、OMAP3上で動くソフトウェアの評価(Androidを動かすなど)、あるいは、BeagleBoadをベースにした新たな組み込み機器のプロトタイプ開発などで利用されることを目的とした製品。

・実用的に使えるかどうかは未知数。購入した人の努力次第?

OMAP3530,600MHzは処理能力としては玄箱Proよりも高い(約2倍)ようですが、BeagleBoardはUSB-EthernetかUSB無線LANしか使えません。お役ご免となった後、例えば、サーバ(NASなど)として活用するのは厳しいかもしれません。

・仕事で使わざるをえない場合は、必要な機器を揃えるための労力をお金で一気に解決した方が良いかもしれません。
(BeagleBoard本体+必要なオプション一式をSpecial ComputingのBeagleBoard Shopから購入)

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