突然消失するかもしれないブログ

”とつきえブログ”

なぜ大手コンテンツホルダーがFlashで動画配信できるのか?

某大手コンテンツホルダーが自身の動画配信サイトでFlashによる動画配信を行っていて、メインは有料コンテンツだけど、テレビ放映と連動して週替わりながらも無料コンテンツも配信しています。

気になったので、某大手コンテンツホルダーのFlashプレイヤーとサーバ間でどんな通信をしているのか眺めてみたところ、「*.smil」というファイルの中に動画配信に関する情報が記述されていました。

 

例えばこんな感じ。

<smil>
<head>
<meta base="rtmpe://cp59224.edgefcs.net/ondemand/flash"/>
</head>
<body>
<switch><video src="mp4:ttl/2187/2187_017_0384.f4v" system-bitrate="300000"/><video src="mp4:ttl/2187/2187_017_
0768.f4v" system-bitrate="700000"/><video src="mp4:ttl/2187/2187_017_1500.f4v" system-bitrate="1500000"/></switch>
</body>
</smil>

ポイントは「rtmpe://~」の部分です。

rtmpeというのは、Encrypted Real Time Messaging Protocol(RTMPE or RTMPTE)のことで、ストリーミング動画配信でDRMを扱うためにマクロメディア社が作成したプロプライエタリなプロトコル。SSLが無くてもセキュアにデータを送信できるようです。flash player 9.0.115とFlash Media Server 3の一部のバージョンで実装されているようです。

動画配信の場合、動画配信サーバ側の負荷やコンテンツの管理者の手間の問題から大抵、動画ストリーミングのセッション毎にリアルタイムで暗号化等をしたりせず、共通鍵暗号で事前に暗号化した暗号化済みの動画コンテンツを配信サーバに配置していると思います。

なので、一度、共通鍵がばれてしまうと終わりなので、もしハックされてしまっても動画配信システム製品を開発している各社がいろいろ工夫していて、問題が起きた場合は後で対処できるように何らかの対策を施していたりします。(暗号鍵を変更できるようにするとか)

PCやスマートフォンなどオープンなシステムでは、十分にセキュリティを担保できないのでセキュリティ関係はいたちごっこになってしまうので、運用による継続的な対策が必要になってきます。

現状のAndroidではシステム側でDRMの面倒を見てくれないようなので、もしコンテンツホルダーがDRMを使いたければコンテンツホルダー自身が自前でなんとかしなければならないようです。

ただ、3GやHSDPAでかなり通信速度が向上しているとはいえ、セルラー通信は環境によっていろいろ変わるし、端末の処理能力を考えると、RTMPベースだと厳しいですかね?

日本のコンテンツホルダーは、まだまだDRMを重視しているようなので、スマートフォンでも適度なDRMは必要悪なのかもしれません。でないと、コンテンツホルダーは利益を上げられないし、楽しめるコンテンツがなかなか出てこなくてユーザも困るでしょうし。

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