突然消失するかもしれないブログ

”とつきえブログ”

スマートフォン向けAppStore、アプリケーション配信サービスをまとめてみた

アップルのAppStoreを皮切りに、堰を切ったようにスマートフォン向けのアプリケーション配信サービスが続々と立ち上がり始めたのでざっくりまとめてみました。

 

App Store ・iPhone/iPod touch向けのアプリケーション配信サービス。Appleが運営する。

・公式HP:
http://www.apple.com/jp/itunes/whatson/appstore.html

・Appleの審査、アプリ署名が必須。

・アプリ開発者の手数料あり。(年間$99~)

・レベニューシェア:アプリ開発者が70%、Appleが30%。

・販売モデル:売り切りモデル。サブスクリプションモデルは今後検討。

BlackBerry Application Center

・BlackBerry用の向けのアプリケーション配信サービス。携帯電話事業者別のストアで、キャリアが異なるとアプリも異なる。(つまり携帯電話事業者が配信するアプリをコントロールできる。)

・公式HP:不明

・審査、アプリ署名:
-アプリ開発者は、まず、RIMが運営するBlackBerry Application Storefrontに登録し、RIMが審査する。
-次に携帯電話事業者が運営するApplication Centerで携帯電話事業者が審査する。
-高トラフィックを発生するアプリは許可されない。

・アプリ開発者の手数料:不明

・レベニューシェア:アプリ開発者が80%、その他が20%(PalyPal/携帯電話事業者/RIMの内訳は不明。)

・販売モデル:現時点では無料。

Android Market ・Android向けのアプリケーション配信サービス。Googleが運営する。

・公式HP:http://www.android.com/market/

・審査なし。ただしアプリ署名が必須。(開発者署名でもOK)

・アプリ開発者の手数料:あり。(Android Marketにアプリ開発者登録時のみ手数料がかかる。無期限。)

・レベニューシェア:アプリ開発者が70%、その他が30%。(Googleはなし?)

・販売モデル:売り切りモデル。

Windows Marketplace for Mobile ・次期バージョンとなるWindows Mobile 6.5から標準で提供される、Windows Mobile向けのアプリケーション配信サービス。MSが運営する。

・公式HP:
http://www.microsoft.com/japan/windows/marketplace/

・MSの審査、アプリ署名が必須。

・アプリ開発者の手数料:あり。(年間$99。アプリ一本につき$99の審査手数料。)

・レベニューシェア:アプリ開発者が70%、MSが30%。

・販売モデル:売り切りモデル。サブスクリプションモデルは今後検討。音楽や映像のような、アプリケーション以外のデジタルコンテンツは、スタート時点では取り扱う予定はない。

Nokia Ovi Store ・Nokia端末向けのアプリケーション配信サービス。Nokiaが運営する。これまでいろいろあったNokiaのサービスを統合したものらしい。

・公式HP:store.ovi.com
-開発者用アプリ登録:Ovi Store publishing

・審査、アプリ署名:

・レベニューシェア:アプリ開発者が70%、NOKIAが30%?

・販売モデル:売り切りモデル?その他については不明。

・その他:
-Nokia Ovi Store アプリ日本語レビュー
http://nokiaovi.blog53.fc2.com/

Palm App Catalog ・Palm Pre向けのアプリケーション配信サービス。Palmが運営する。

・公式HP:不明

・審査、アプリ署名:不明

・アプリ開発者の手数料:不明

・レベニューシェア:不明

・販売モデル:売り切りモデル以外にもいろいろ検討されている模様。
-Palm Early-SDK application page hints at developer revenue model
http://mypre.com/palm-early-sdk-application-page-hints-at-developer-revenue-model-2009061249/

Symbian Horizon ・Symbian向けのアプリケーション配信サービス。Symbianが運営する?

・Symbian Fondatationの審査、アプリ署名が必須。

・アプリ開発者の手数料:なし。

・レベニューシェア:アプリ開発者が100%。

 

ところで、先日、ドコモがドコモマーケットを始めると発表していましたが、その発表内容から察すると、ドコモマーケットはRIMの「BlackBerry Application CenterとApplication Storefront」に近いアプリケーション配信サービスになるんじゃないかなと思えてきました。

例えば、RIMの「BlackBerry Application CenterとApplication Storefront」をベースに考えると、以下のような感じです。

・ドコモマーケットは、ドコモのAndroid端末のみ利用できるように制限する。(ドコモ以外のAndroid端末は利用できないようにアクセスを制限する)

・ドコモ製のAndroid端末ではドコモマーケットからしかアプリをダウンロード、インストールできないように制限する。

・ドコモマーケットは、Android Marketに登録されているアプリのうち、ドコモが許可したアプリのみダウンロード、インストールできるように制限する。
(ドコモ以外のAndroid端末)

・アプリの課金というか代金の請求は、iモード同様、ドコモの電話代と一括で請求する。

 

とはいうものの、RIMの「BlackBerry Application CenterとApplication Storefront」は海外でも評判が悪いようですし、GoogleがRIMのようなことを認めるとは思いがたいのですが。

ドコモマーケットって一体どんなサービスになるんでしょうか?

追記:2009/07/26

サザンゲートさんからいただいた情報によると、ドコモからドコモマーケットについての発表があったようです。

「AndroidやWindows Mobile用の統合マーケットを独自に提供する」,ドコモの山田社長が明らかに:ITpro

NTTドコモの山田隆持社長は2009年7月22日,東京ビッグサイトで開催中のワイヤレスジャパン2009の基調講演に登壇した(写真1)。この講演で山田社長は,AndroidやWindows MobileなどオープンOS向けのアプリケーションの流通の場(マーケット・プレイス)をドコモが主体となって統合的に提供する計画を明らかにした(写真2)。2009年度中にプロトタイプを作り,その後に商用化を目指すという。

上記の説明と以下のスライドだけじゃ良くわからないですが、

ドコモのオープンOS向け統合マーケット・プレイスでは,各OS向けのアプリケーションのほか,音楽や映像,書籍などのコンテンツ,Webサービスなど,多彩なコンテンツやサービスを流通させる計画。課金方法も複数用意する。なお,マーケット・プレイスを利用する端末としては,ドコモのオープン OS採用端末はもちろん,他社のオープンOS端末もインターネット経由でアクセス可能にしていきたいとした。

ドコモマーケットでは、各端末向け専用アプリだけでなく、メディア・コンテンツ(音楽・映像・書籍等)、Webコンテンツサービス(スライドを見る限り地図連動サービスのようなWebサービスっぽい?)、情報共有・発信(ブログ・SNS等)、物販サイトとありとあらゆるもの取り扱うようです。

ある意味、スマートフォン版のiモードっぽいですけど、ドコモ端末、ドコモユーザに限定しないようです。

 

オープンOS向けのマーケット・プレイスは,米グーグルがAndroid向けに(関連記事),米マイクロソフトがWindows Mobile向けに(関連記事),それぞれ用意している。ただ,これらは「基本的にグローバル仕様で英語(を前提としたもの)であり,日本語での検索などが不便な側面がある」(山田社長)と指摘。オープンOSの市場を拡大するためにも,グローバル・プレーヤーによるマーケット・プレイスと並行して,ドコモ独自の統合マーケット・プレイスを提供していくとした。

例えばアプリについては、アプリ紹介サイトというかベクターみたいなサービスになるのでしょうか?

ただ、Android Marketは、デベロッパー販売/配布契約書を読むと、4.5に気になる記述があって、

4.5 Non-Compete. You may not use the Market to distribute or make available any Product whose primary purpose is to facilitate the distribution of Products outside of the Market.

4.5 競合禁止:デベロッパーは、主としてマーケット外での対象製品の販売/配布を促進することを目的とした対象製品を配布または入手可能とする目的に、マーケットを使用してはなりません。

「Android Market以外で販売している同じアプリをAndroid Marketに置いちゃだめ!」って言っているように読み取れるんですけど。

「primary(主として)」って微妙な表現になっているので、「絶対ダメではないけど原則やらないでねっ!?」とも読み取れるし、独禁法とか不正競争防止法とかに引っかからないためのGoogle的には予防線を張っている感じなのでしょうか?

 

参考リンク

Blackberry「Application Center」なんかいらない。BerryStoreのアプリの方がいい

・BlackBerry Application CenterとSkype
http://d.hatena.ne.jp/BlackBerryBold/20090331/1238509218

FAQ: BlackBerry Application Center vs. Application Storefront Confirmed & Explained

・公平な審査を目指す──MSが「Windows Marketplace」の登録方法などを解説
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0906/02/news036.html

・盛り上がるiPhone陣営を横目に…、大ヒット予感の「Palm Pre」が快進撃中!
http://news.ameba.jp/gizmodo/2009/06/40691.html

・Palm Early-SDK application page hints at developer revenue model
http://mypre.com/palm-early-sdk-application-page-hints-at-developer-revenue-model-2009061249/

・iPhone SDK開発者向け情報、比較チャート(ちょっと古い情報)
http://japanese.engadget.com/2008/03/06/iphone-sdk-chart/

スマートフォン向けAppStore、アプリケーション配信サービスをまとめてみた」への2件のフィードバック

  1. さざんげーと 7月 23, 2009 11:24 am

    「AndroidやWindows Mobile用の統合マーケットを独自に提供する」,ドコモの山田社長が明らかに
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090722/334248/

    こんなニュースありましたよ

  2. typex20 7月 23, 2009 10:35 pm

    さざんげーと様

    突消ブログの中の人です。貴重な情報どうもありがとうございます!

    取り急ぎお礼まで。

    詳細は本文の方に反映させて頂きますね。

    ドコモもやりますね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。