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”とつきえブログ”

Mac OS XでのAndroidのビルド環境の構築

Androidのビルド環境と言えばLinuxがデフォルトになっていると思いますが、Android公式のページでもMac OS XでもAndroidのビルド環境を構築することができます。

まず、http://source.android.com/download のドキュメントを熟読します。

Mac OS XでのAndroidのビルド環境の構築のポイントをまとめると以下の通りです。

1.Mac Portsをインストールする。

  具体的には、「Mac Portsの使い方」を参照して下さい。

2.Mac Portsで必要なportをインストールする。

  具体的には、gmake libsdl git-core gnupgの4つのportが必要になります。

3.Mac Portsでインストールしたコマンドが実行できるように環境変数PATHに/opt/local/binを追加する。

4.実際にビルドするには、UNIXやLinuxで一般的な、大文字小文字を区別するジャーナルファイルシステム対応のファイルシステムを用意し、そこにAndroidのソースコードを取得してビルドする。

Mac OS Xでは過去のしがらみの関係から、デフォルトでは、WindowsのNTFSと同じように、大文字小文字を区別しないファイルシステムを使用していると思います。AndroidはLinux環境を前提としているようなので、これだと不都合が出るようです。

5.準備ができたら、Androidが提供しているrepoコマンドでリポジトリをコピーする。

それでは、具体的な手順を見ていきます。

1.Mac Portsをインストールする。

省略します。上記を参考にして下さい。


2.Mac Portsで必要なportをインストールする。

rootユーザになって以下を実行します。

# POSIXLY_CORRECT=1 sudo port install gmake libsdl git-core gnupg

ついでに、port install wgetを実行して、wgetもインストールしておくと便利です。

3.Mac Portsでインストールしたコマンドが実行できるように環境変数PATHに/opt/local/binを追加する。

bashを使用している場合は、以下のように/opt/local/binを追加します。

export PATH=/opt/local/bin:$PATH

Mac Portsでは、/opt/local/binにコマンドがインストールされます。

4.実際にビルドするには、UNIXやLinuxで一般的な、大文字小文字を区別するジャーナルファイルシステム対応のファイルシステムを用意し、そこにAndroidのソースコードを取得してビルドする。

/アプリケーション/ユーティリティ/ディスクユーティリティコマンドを実行して、「空の新規イメージ」を作成します。

http://source.android.com/download にはあまり詳しいディスクイメージの作成条件が書いてないのですが、以下の2点がポイントだと思われます。

・ボリュームフォーマット
 Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)

・ボリュームサイズ
 8.0 GB

パーティションをどんな設定にするか迷いましたが、普通ならハードディスク上で作業するのだろうから、ということでハードディスクを選択してみました。

200902151754.jpg

作成ボタンを押すと、作成作業が始まります。しばらく時間がかかります。

後は、上記で作成したディスクイメージをFinderでダブルクリックすればマウントできます。

また、~/.bash_profileに以下の記述を行っておけば、自動的にマウントされるようになります。

# command to mount the android file image

function mountAndroid { hdiutil attach ~/android.dmg -mountpoint /Volumes/android; }

ディスクイメージは、/Volume/androidにマウントされます。

Androidのソースコードは、現在、管理情報を入れても約2.3GBなので、android-sdkなどもこのディスクイメージ上に置いて使った方がトラブルを未然に防げるかもしれません。ちょっと面倒ですけどね。

5.準備ができたら、Androidが提供しているrepoコマンドでリポジトリをコピーする。

ディレクトリ構成は以下の通りです。

/Volume/android/src/bin # repoコマンドを保存するディレクトリ
/Volume/android/src/mydroid # リポジトリが作成されるディレクトリ

まず、srcディレクトリを作成して、そこに移動します。

cd /Volume/android

mkdir src

cd src

次に、repoコマンドをインストールします。

# repoコマンドをインストールする。

mkdir bincd bin
wget http://android.kernel.org/repochmod +x repo

いよいよリポジトリを初期化し、同期します。

# リポジトリを初期化する。cd ..mkdir mydroid

cd mydroid../bin/repo init -u git://android.kernel.org/platform/manifest.git

# リポジトリを同期する。../bin/repo sync

リポジトリを同期するには、結構時間がかかりますので気長に待ってください。

ということで、次回は実際にビルドを行ってみたいと思います。

追記:2009/02/15 20:05

ビルド方法に関しては、こちらがよくまとまっています。

MacでAndroidソースをビルド

それと、自分の場合、Java関連でビルドエラーが出てしまったので、その対処方法を以下にまとめました。

Mac OS XでAndroidのビルドがJava関連のエラーで止まる

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