突然消失するかもしれないブログ

”とつきえブログ”

玄箱Proセットアップその3

Debian lennyの環境構築開始。

○事前準備

  • SCON-KIT/PROでシリアルコンソール環境を構築しておいて下さい。
  • 玄箱ProはSATAのHDDに対応しているため、SATA2のHDDを購入した場合は、ジャンパーピンなどを使ってHDDの動作モードをSATAに設定して下さい。そうしないとHDDを正常に認識しなかったり、動作しなかったりすることがあります。
    (ここらへんの設定手順は購入したHDDの製品によります)

○Debian lennyのインストール

Lenny-armel*-Debian rootfs image for use/testing available…

↑の情報を参考に玄箱ProにDebian lennyをインストールします。

上記では、内蔵SATAのハードディスクを初期化するために、tftpブートでfoonas-emというイメージから起動するところから始まりますが、玄箱Proの工場出荷時のファームウェアから起動すれば、問題なくハードディスクを初期化できます。

尚、foonas-emでは、JFSという新しいファイルシステムに対応していますが、玄箱Proの工場出荷時のファームウェアではJFSに対応していないので、使わない方が賢明だと思います。XFSもまだ不具合が残っているようなので避けましょう。

また、上記の手順では、LS-GLが対象機種になっていて、玄箱Proでは、別途カーネルイメージとモジュール(kernel_and_modules_for_debian-armel-kuropro-2.6.25.6.tar.gz)が必要とされているようですが、LS-GL用のカーネルイメージ&モジュールでも今のところ問題なく玄箱Proで使えています。

ということで、玄箱Proの工場出荷時のファームウェアから起動します。

○パーティションを切る。

fdiskを使って以下のようにパーティションを切ります。1TBのHDDなので余裕過ぎます。

sda1 → 10GB(基本パーティション, ext2, カーネルイメージ用)
sda2 → 全部(拡張パーティション, ext3, ルートファイルシステム、スワップ、データ用, sda2の実体が、sda5, sda6, sda7です。)
sda5 → 512MB(論理ドライブ, swap)
sda6 → 256GB(論理ドライブ, ext3, ルートファイルシステム用)
sda7 → 残り全部(論理ドライブ, ext3, データ用)

kuroboxpro:/home/test# fdisk -l

Disk /dev/sda: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Disk identifier: 0x1de584d5

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1               1        1246    10008463+  83  Linux
/dev/sda2            1247      121601   966751537+   5  Extended
/dev/sda5            1247        1309      506016   82  Linux swap / Solaris
/dev/sda6            1310       33181   256011808+  83  Linux
/dev/sda7           33182      121601   710233618+  83  Linux

○パーティションをフォーマットする

mkfs.ext2 /dev/sda1
mkswap /dev/sda5
mkfs.ext3 /dev/sda6
mkfs.ext3 /dev/sda7

mkdir /mnt/sda1
mkdir /mnt/sda5
mkdir /mnt/sda6
mkdir /mnt/sda7

mount -t ext2 /dev/sda1 /mnt/sda1
mount -t ext3 /dev/sda6 /mnt/sda6

○ルートファイルシステムを展開する

cd /mnt/sda6
wget http://buffalo.nas-central.org/download/Users/davy_gravy/armel_images/armel-lenny-for-lspro-dgv0.3.1b.tgz
tar xvfz armel-lenny-for-lspro-dgv0.3.1b.tgz

○カーネルイメージを展開する

cd /mnt/sda6/boot
cp -a * /mnt/sda1

カーネルイメージのファイルはuImageですが、/mnt/sda1の直下(/dev/sda1のルートディレクトリ)に置いて下さい。

○ハードディスクからの起動

玄箱Proのu-bootの設定を以下のように変更します。

/dev/sda1がカーネルイメージが置いてあるext2のパーティション、
/dev/sda6がルートファイルシステムが置いてあるext3のパーティションです。

# 以下の一行で、ルートファイルシステムのパーティションを指定します。
setenv bootargs_root ‘root=/dev/sda6 rw panic=5’

# 以下の一行で、カーネルイメージのファイル名を指定します。
setenv kernel uImage

# 以下の一行で、カーネルイメージの置いてあるパーティションを指定します。機種によって違うようですが、玄箱Proだと内蔵SATAハードディスクは、ide 0:デバイス名になります。また、パーティションはsda1ですので、1を指定します。デバイス名は0から始まり、パーティションは1から始まるようです。u-bootからide reset;ide info;を実行すると、デバイス番号を確認できます。

/$(kernel)で、カーネルイメージのファイルが、/mnt/sda1の直下(/dev/sda1のルートディレクトリ)にあることを表しています。

setenv bootcmd ‘ide reset; ext2load ide 0:1 $(default_kernel_addr) /$(kernel); bootm $(default_kernel_addr)’

# NANDから起動しないようにします。
setenv nand_boot no

# カーネルの起動時の引数を指定します。
setenv bootargs $(bootargs_base) $(bootargs_root) $(buffalo_ver)

# 上記の設定を保存します。
saveenv

# 上記の設定に従って、ブートします。
boot

これで、玄箱ProへのDebian lennyのインストールは終わりです。

いよいよ、Debian lennyの実行環境の設定です。

○まずは、アップデート&アップグレード

お約束です。

apt-get update
apt-get upgrade

○Debian lennyでのlocaleの設定

apt-get install locales
dpkg-reconfigure locales

ja_JP.EUC-JP、ja_JP.UTF-8だけで十分です。

○Debian lennyでのtimezoneの設定

lenny/sid の timezone

lennyだとtzconfigというコマンドが無くなっているみたいなので、以下のコマンドを実行。

dpkg-reconfigure tzdata
○ntpのインストール
これでntpによる時刻同期が行われるようになります。
apt-get install ntp
あとは、gcc入れるなり、samba入れるなり煮るなり焼くなりお好きに。

広告

玄箱Proセットアップその3」への1件のフィードバック

  1. ピンバック:ARMベースのLinkStation/玄箱Proに仕事をさせよう(1)nicocache « 突然消失するかもしれないブログ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。